ヘルスケア2019.2.27 UP

[ドクターに聞く]やせる?美肌効果?免疫UP?乳酸菌のスゴイ話

なんとなくカラダによいというイメージから、近年多くの人が積極的に摂取するようになった乳酸菌。ですが、乳酸菌にはどんな効果があるのか、そもそも乳酸菌とは何なのか、きちんと理解している人は多くはないはず。 そこで、乳酸菌の働きについて、ドクターにインタビュー。健康にはもちろん、美容にも効くとウワサの乳酸菌のスゴイ話をリサーチしました。


編集・ライター/赤木百(Roaster)
取材協力/医師のとも

今回、教えてくれたのは……

■内科医 近藤千種先生プロフィール>>>
2013年帝京大学医学部卒業。出身地である愛知県下の病院で内科医として診療に従事すると同時に、セルフケアやアンチエイジングについて啓蒙活動を行なっている。女医+(じょいぷらす)所属。

乳酸菌って何?知っているようで知らない乳酸菌のこと

みなさん、「乳酸菌」という名前の、カラダに良い特定の菌が存在していると勘違いしていませんか?

「乳酸菌とは、糖類を分解して乳酸をつくる細菌の総称です。乳酸菌という特定の菌がいるわけではありません。また、乳製品にのみ含まれているわけではなく、自然界のあらゆるところに存在しており、種類は多種多様です」(近藤先生)

「シロタ株」「R-1乳酸菌」「LGG菌」など、普段、口にするヨーグルトなどに、様々な菌の名前が書いてあるのもそのため。これらは全て違う菌ですが、総じて「乳酸菌」と呼ばれているのです。

また、最近よく耳にする「腸内フローラ」について。腸内にはたくさんの菌が存在し、腸内環境をつくっています。多種多様な菌が共生する様子がお花畑のように見えることから「腸内フローラ(腸内のお花畑)」と呼ばれているそう。そのフローラの中には、カラダに良い働きをする善玉菌、悪い働きをする悪玉菌、状況次第でどちらの味方にもなる日和見菌が存在しています。

「そして、善玉菌の代表といえるのが乳酸菌。ビフィズス菌は乳酸菌の仲間ですが、乳酸だけでなく酢酸もつくります。他にもフェーカリス菌、アシドフィルス菌などいろいろな種類があり、主に発酵活動を行っています。」(近藤先生)

善玉菌は、具体的にはこんな働きをします>>
☑️糖分や食物繊維を食べて発酵させ、乳酸などをつくることで腸内を弱酸性の環境に導きます
☑️食べ物の消化や吸収を促進し、悪玉菌の増殖を防ぎます
☑️有害な物質を体外へ排出するなど、私たちの体を守る働きをしています

「反対に、カラダに悪い働きをする悪玉菌は病原性大腸菌やウェルシュ菌、ブドウ球菌などで、腸内の食べ物を腐敗させる働きをしています」(近藤先生)

悪玉菌は、具体的にはこんな働きをします>>
☑️タンパク質や脂肪を食べて、発がん物質や毒性物質などの腐敗物質をつくり、腸内をアルカリ性に傾けます
☑️腐敗物質は老化とも深く関わっていると言われています

つまり、善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす食生活や生活習慣が、スッキリと巡りの良い、健康でキレイなカラダのカギ。これが乳酸菌を積極的に摂ってほしい理由の一つです。

免疫力UP?やせる?美肌効果がある?

乳酸菌が腸内環境を整え、カラダに良いことは分かりました。しかし、乳酸菌のスゴイところはそれだけではないと近藤先生は言います。

「乳酸菌というと整腸作用を思い浮かべる方が多いと思いますが、それ以外にも免疫力強化や生活習慣病予防、アレルギー症状の抑制、美肌、老化予防など驚くべきたくさんの働きがあると言われているんですよ」(近藤先生)

乳酸菌のそんなスゴイ働きについて、先生に一つずつ解説してもらいました。

乳酸菌のスゴイ働き①免疫力がUPする!?

「免疫が低下する原因の一つに加齢があります。これは加齢とともにNK(ナチュラルキラー)細胞の活性が落ちるからだと言われています。NK細胞の活性が低いとがんの発症率もあがります。

乳酸菌はこのNK細胞の活性を高める働きをしてくれることが様々な研究で証明されています」(近藤先生)

乳酸菌のスゴイ働き②便秘解消で美肌効果!?

「腸内で悪玉菌が優位になると、腐敗物質がつくられ有毒ガスが発生します。これらは腸粘膜や毛細血管を通って全身にまわり、皮膚から排出されるため肌荒れの原因になります。乳酸菌を摂取することで腸内環境が整い、便秘が改善すると、肌荒れなどの皮膚トラブルも改善。美肌づくりに一役買ってくれるわけです」(近藤先生)

乳酸菌のスゴイ働き③アレルギー対策、アトピー対策!?

「アレルギーの発生には、アレルゲンが関係しています。アレルゲンとは、アレルギー疾患を起こす原因になり得る物質のことです。

アレルゲンは人によって様々ですが特定のアレルゲンがカラダの中に侵入すると、免疫システムが発動し、それを排除しようとする働きがおこります。その結果おこる症状がくしゃみやかゆみに代表されるアレルギー症状です。そして、この免疫システムのコントロールが崩れるとより強くアレルギー症状が現れてしまうのです。

免疫システムにおいて司令塔のような役割を果たす重要な存在としてヘルパーT細胞があります。このヘルパーT細胞には1型(Th1)と2型(Th2)の2種類があり、Th2から生産される化学伝達物質によりアレルギー症状が起こります。

乳酸菌はTh1の働きを強め、Th2の働きを弱めます。その結果、アレルギー症状を引き起こす化学伝達物質の放出量を減らし症状を緩和してくれるのです。アトピー性皮膚炎においても、一定期間の乳酸菌摂取によって症状やかゆみの改善がみられたという報告があります」(近藤先生)

乳酸菌のスゴイ働き④代謝UPでやせやすいカラダに!?

「そもそも太ってしまうのは食べた分のカロリーが消費しきれず蓄積していくため。基礎代謝率がアップすればダイエットの成功率は高くなるといえます。基礎代謝率の高い体をつくるためには、内臓の状態や血液の流れを良くすること、不要なものをきちんと排泄することが重要。

乳酸菌は、小腸で脂質や糖質の吸収を抑え、排出を促すので、余分な栄養の吸収を抑える働きがあり、腸内フローラのバランスを整えてくれます。腸内環境の整備=痩せやすいエネルギー効率の良い体へと導いてくれるのです」(近藤先生)

おそるべし乳酸菌のパワー!!知れば知るほど、乳酸菌を摂らないと損、という気がしてきます。それでは、健康や美容への効果を高めるには、どのように乳酸菌を摂取すれば良いのでしょうか?

効果を上げる食べ方って?

「一番重要なのは、毎日継続して摂ることですね。

食物など口から摂った乳酸菌は、腸内に定着することが難しく、寿命は数日から1−2週間と言われています。善玉菌の数をどんどん増やすためには、日々新しい乳酸菌を腸に届けることが大切です。

理想的な1日の摂取量としては、決まりはありませんがヨーグルトであれば100g以上の摂取を目安にすると良いと思います。キムチやぬか漬け、お味噌汁なども積極的に摂取していくと良いでしょう。また、乳酸菌や、ビフィズス菌は、酸に弱いので胃酸の影響を受けにくい食後にとることをおすすめします。

また、乳酸菌は、エサとなる食物繊維やオリゴ糖一緒に摂るとより効果的です。オリゴ糖は大豆などの豆類、ごぼう、玉ねぎ、ねぎ、ヤーコン、アスパラガスなどの野菜、果物であればバナナなどに含まれています。野菜や果物には食物繊維も含まれているので一石二鳥ですね」(近藤先生)

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